以前、見習いを雇っていました。
ある流れで、彼のお母さんから
「息子をお願いします。」と言われ、自分なりに責任感を感じ、大根の桂剥きからというか、箸の持ち方から教えました。
結果、魚を捌いたり、天ぷらを揚げたり、さらに、何とか、鰻も裂けるようになりました。
でも、雇用を継続出来ませんでした。
ひとえに私の社長としての力量不足でした。
板前として、技術的な指導が出来ても、今思えば、雇用の継続が出来ない現状があったと思います。
その頃は、事実として、社長より板前としての意識が強かった。
売り上げと利益は、後からついてくるという根拠の無い感覚が強かった。
でも、現在は、幸運にも、アドバイス頂ける経営者仲間や士業の方が存在し、また、自分自身も、考え方を変え、経営者よりに、シフトした感があります。
もちろんん、調理は、ガチ真剣です。
でも、「まかせる事はまかせ」です。
責任は、私がとるというスタンス100%で、今は、経営しています。
前期、令和5年度は、100%デリバリー系に特化した営業での第二創業的な1年でした。
データも取れたので、今期、令和6年度は、身の丈より少し上のチャレンジをしていきたい、そのための営業展開や雇用も考える必要があります。
昨年末から、パーティーオードブル、マルシェへの出品、そして、新たなご提案も頂いています。
日々の仕事をこなしながら、5年後、10年後、次のレベルのステージに向けて、「考えながら」です!!

12年位前の板長こと中里福一〜( ^)o(^ )
では、また。

